どうもねこだましです!
今回は2,400枚の壁を”ツラヌク”一風変わったシステムが売りのパチスロ『甲鉄城のカバネリ』の稼働日記!
Sammyの6.5号機1機種目として登場した本機。チャンス目を軸とした独特のゲーム性を擁しており、一見色物かと思いきや、端的に言うとかなり面白い機種だった。
数値周りについてはちょんぼりすた様の解析ページより参考・引用させていただいています。
パチスロ『甲鉄城のカバネリ』稼働内容
7種類のチャンス目を軸に展開
夕方頃からの稼働。当日は導入初日という事で中々空きが出ず、ようやく空いた1台を確保し稼働を開始!
ちなみに本機は条件によっては最大天井が650Gに短縮されるのだが、確保した台は残念ながらそれには当てはまらず、もっぱら趣味打ちである。
通常時は規定ゲーム数到達によるゲーム数解除をはじめ、チャンス目を契機に突入する3種類いづれかのCZを突破して初当たりを狙うゲーム性だ。
本機は内部的に赤(無名)・緑(生駒)・紫(美馬)と3種類のポイントが存在し、それらは対応するチャンス目を引く事でポイントを減算をすることができる。
そしてポイントが内部的に0に到達した際に、そのポイントに対応したCZに突入すると言った仕組みである。
チャンス目に関しては赤(無名)・緑(生駒)・紫(美馬)のいづれかの出目が止まる単独チャンス目をはじめ、チャンス目が2個以上止まる複合チャンス目など、全部で7種類のチャンス目が存在する。
本機におけるレア役に関してはこの7種類のチャンス目のみとなり、全てのチャンス目の合算確率は1/12.5となるため、チャンス目自体は頻繁に訪れる設計となっている。
💡通常時は左押しにて全リールフリー打ちでOK。
ちなみにチャンス目を連打し、2~3の内部ポイントが同時に0に到達した際や、規定ポイントを超える減算をした際はCZはストックされるため、状況によっては連続してCZが出現すると言った事もある。
そのためポイントの減算抽選が優遇されている”カバネリ高確”でのチャンス目連打時や、複数の玉が発光している際はその後もある程度様子を見る事をお勧めするぞ。
今回は打ち始めて200G程で赤(無名)の内部ポイントが0に到達したようで、CZ”カバネリチャンス(無名)"に突入!
無名CZは3種類存在するCZの中でも1番突入頻度が高い事から突破期待度も1番低く、突入時の突破期待度が約35%となるCZだ。
💡CZの期待度は無名CZ(約35%) <生駒CZ(約41%) <美馬CZ(約77%)の順。
無名CZでは10Gの間、小役の連続回数にて初当たりの抽選が行われるのだが、何かしらの小役を引くたびにゲーム数がHOLDされ、最大5連続小役を引ければその時点で突破濃厚となる。
なお各連続回数における具体的な期待度は不明だが、4連続(赤)に到達した時点でそれなりに期待ができるため、5連続とは行かずともせめて4連続到達は目指したい所だ。
とまあ先程のCZは失敗に終わったのだが、赤(無名)のポイントにて余剰分があったのか再度無名CZに当選しそうな雰囲気。
CZの突入前は基本的に各種CZに対応した前兆ステージの移行するのだが、本前兆の際はわりと熱めの演出が走る傾向にあるため、液晶には要注目だ。
そんな中、前兆演出中に突如約1/6,000のオールスター目が降臨!!
オールスター目は本機における最も強い小役となっており、通常時に引いた際は美馬CZ当選かつ各種ポイントを大幅に減算するため、複数のCZの同時当選に期待ができる。
しかし先程の前兆がどうやら本前兆だったようで、先に無名CZに突入し小役4連続にてこれをクリア!
この後仮にメインATである”KABANERI OF THE IRON FORTRESS(ST)”に突入せずとも、CZはストックされた状態となるため、連続して初当たりを狙う大チャンスだ。
💡STに当選した際はCZのストックは消滅する。
初当たり獲得時はSTとCZ的なボーナスが1:1の比率で訪れるのだが、今回はCZ的なボーナスにあたる”駿城ボーナス”に当選。
”駿城ボーナス”は純増2.8枚の20G継続する疑似ボーナスで、消化中はチャンス目をはじめ、色ベルでポイントを貯めていき、最終的に獲得したポイント量に応じてSTの突入抽選が行われる仕様だ(ST期待度20%)。
💡駿城ボーナス当選時は有利区間がリセットされず、最大天井までのゲーム数は引き継ぎとなる。また最大4連続スルーした後、5回目の当選でSTに当選(スルー天井)。
ポイントは最大10,000pt(ST当選確定)となり、8,000pt以下でST当選期待度が21.7%、8,000pt以上で約78%という設計になっている。
ボーナス中のチャンス目は確率が上昇(1/6.6)している&最低でも1,000pt以上を獲得できるため、チャンス目の引きがそのままST当選に直結するアーム仕様である。
先程の”駿城ボーナス”では5,000ptしか貯められず、あえなくスルー...。
”駿城ボーナス”終了後はアイキャッチが出現するのだが、このアイキャッチでは主に3種類の内部ポイント量を示唆しており、無名や生駒などCZに対応したキャラが出現した際はその後に注目だ。
また”駿城ボーナス”をスルーした際はチャンス目確率が上昇する20Gの”花鳥風月ステージ”に移行し、ある程度ポイント量を減らした状態で次の初当たりを狙う事ができるぞ。
オールスター目による大量減算と””花鳥風月ステージ”による減算も相まってその後すぐに生駒CZに突入。
生駒CZは3つあるライフがなくなる前に20Gを走りきれば初当たり獲得というゲーム性で、コンスタントな小役の引きが求めれる仕様だ。
消化中はハズレ成立でライフの減算抽選、小役成立で必ずライフを全快となっており、20Gとは言えど意外とやれる感のあるCZである。
綱渡りのような展開であったが、なんだかんだで20Gを走りきり初当たりを獲得...するも出てきたのはまたしても駿城ボーナス。
初当たり獲得時の振り分けには設定差はないっぽいので、大前提としてまずはここの1/2を取れるか否かの人間設定が本機を打つ上では必要となるぞ(涙)。
とは言えなんだかんだでCZ自体は上手くやれているわけだが、ようやくここでオールスター目を引いた恩恵である美馬CZが登場!
通常時における最上位のCZであり、突破期待度にして約77%。無名・生駒CZと比べて突破期待度が頭1つ飛びぬけているCZだ。
美馬CZは10Gの間に全役で初当たりの抽選が行われており、無論この間もチャンス目が鍵となる。
なおチャンス目に関しては単独でも熱いようで、開始早々に引いた生駒チャンス目にて見事成功!
駿城ボーナスだったけど(3連続)。
という事で地獄の”駿城ボーナス”連により気づけば800Gまで連れていかれ、最大天井まであと200Gに差し掛かった所で無名CZを成功。
これにて”駿城ボーナス”は4回目となるのだが、現在800Gという事で失敗=天井不可避の状況である。
ちなみにゲーム数解除については絶妙なタイミングで当たり続けた事もあってか、結局1度も規定ゲーム数に到達する事はなく...無念。
しかし今回は消化中に1/512の複合チャンス目を引き、なんと一挙5,000ptを獲得!?
最終的には7,800ptとあと一歩届かずだったのだが、告知ゲームにてチャンスアップが発生し...
ようやくSTをGET~!!
大層長いタイトル名となるが、直訳すると『甲鉄城のカバネリ』という事で、ここはもう少し捻りようがあったのではないかと思うねこだましであった..。
STは25G継続する疑似ボーナスの高確率状態となっており、消化中はチャンス目にてボーナスの当選を狙うゲーム性だ。
ST中は通常時同様のコイン持ちとなるため、とにかくボーナスを連打して出玉を増やす設計となっている。
チャンス目成立時は最低でも25%でボーナスの抽選が行われるのだが、『バジリスク絆2』の絆高確&絆玉のようなシステムが存在し、各種チャンス目の高確中は当該のチャンス目を引く事で60%以上で抽選が行われる。
またST後半の3G間に関しては高確関係なくチャンス目入賞時は66.7%以上で抽選が行われるため、最後まで期待感が続く仕様となっているぞ。
💡複合チャンス目は高確なら100%、高確以外でも62.6%にて抽選が行われる。
ボーナス当選時は赤7 or 青7のいづれかに当選となるのだが、基本的には赤7の”カバネリボーナス”に当選となる。
”カバネリボーナス”は枚数の獲得&高確の獲得がメインとなり、当選時点で払い出し200枚以上の枚数を獲得する事が可能だ。
ボーナス開始時は”カバネリアタック”と呼ばれる3種類あるうちのいづれかの1G完結の特化ゾーンに突入。
基本的には生駒がメインとなるが、無名や来栖が選ばれた際は200枚以上の枚数に期待がもてるぞ。
消化中は枚数を獲得すると同時にチャンス目入賞時や逆押しカットイン発生にて”黒血漿ポイント”を貯める事ができ、10pt貯まるごとに高確を1つ獲得する事ができる。
ボーナスにて枚数と高確を獲得し、高確を活かして次のボーナスを目指すと言った感じで出玉を増やしていくのがカバネリジアイアンフ....(以下略)。
STは前半(5G)・中盤(17G)・後半(3G)と3部構成となっているものの、抽選における性能が違うのは前述した通り後半だけとなる。
そのため前半と中盤は見た目上の違いとなるわけだが、演出タイプががらっと変わるので、カバネリが好きな人にとってはこれではこれで嬉しい要素である。
💡ボーナス当選時の赤7は平行と斜め揃いが存在し、斜め揃いの場合は300枚以上が確定。
チャンス目は基本的にしれっと止まる事がほとんどなのだが、択当てと言った要素も一応存在。
当てたとてボーナス確定というわけでもないが、高確が絡んだ際は勿論激熱となるため、しっかりと当てにいきたい所だ。
告知パターンや演出ボリュームに関しては結構豊富で、ケツが浮くような逆転パターンやボタンフリーズなど、流石は老舗のSammyと言った所で要所に脳汁ポイントが仕込まれている。
演出は基本的に赤系の演出待ちと言った所だが、中でも連続演出最終ゲームの赤文字パターンは周りや自身含め鉄板レベルの信頼度を誇る印象だった。
ただ鉄板レベルとは言っても更に上の金文字も存在する事から、ハズれる事もあると思うので過度な期待は禁物だ。
ちなみに演出中に画面左のパネルが一瞬チカったりする違和感演出なんかも搭載されており、芸の細かさが伺える..。
その後もボーナスを重ねる中、期待度的には真ん中となる無名の”カバネリアタック”に当選。
無名の場合はボタン連打によって枚数が増えていくのだが、ここに関しては恐らくガチ抽選...??
無名に関しては2回程当選したのだが、いづれも中途半端な枚数となり、これを見る限りではおしりをペンペンしばくやつ同様にガチ抽選っぽい気がするのだがどうだろうか。
まあどちらにしても無名の場合は200枚以上の上乗せが見込めるため、当選時は気合を入れてボタンを連打だ。
そして1,000枚程を獲得した後に当選したボーナスにて青7が出現!
青7ボーナス当選時はエピソードボーナスとなり、エピソードは全部で3種類存在。移行したエピソードによって恩恵が異なるのだが...
出てきたエピソードは”燃える命”という事で、この時点で上位ATの突入が確定!
”燃える命”の場合は約210枚獲得後に”無名回想”と呼ばれるCZに突入となるのだが、”無名回想”は突入した時点で上位ATが確定するため、ある種ここが1つの区切りとも言える。
💡1,000枚前後を獲得した後のボーナス当選時は”燃える命”に当選するケースが多い?
70 or 100G継続する”無名回想”は全部で4つのエピソードが存在し、チャンス目や色ベルにてポイントを貯め、100pt貯まるごとにエピソードの突破抽選が行われるゲーム性だ。
規定ゲーム数を消化した後に発展する連続演出に成功すれば本機最強の”裏美馬ST”に突入し、失敗しても継続期待度80%の”美馬ST”に突入となる。
100pt貯まった際はエピソード突破のジャッジが行われるのだが、このあたりを含め”無名回想”における解析は現状一切不明で、わかっている事としては『エピソード4クリアで”裏美馬ST”確定』のみである。
ちなみにエピソード3クリア(インタフェース赤)は一見熱そうに見えるが、3でも中々通らないとの事なので性能を踏まえても”裏美馬ST”への入り口はかなり狭そうだ。
かくいうねこだましはエピソード1しか突破できず、当たり前のように魂はツラヌケずにEND。
ただ成功はできずとも上位の”美馬ST”には昇格となるため、この点は非常に良心的な仕様である。
”美馬ST”は基本的な仕様はそのままに、継続ゲーム数が25Gから30Gに伸びた事で継続期待度が80%にUPした上位ATだ。
継続ゲーム数が伸びた事で確かに継続期待度は上昇しているのだが、抽選周りは通常のSTと何ら変わりないため、今まで通りチャンス目を引けなければ普通に終わる。
”美馬ST”も各種チャンス目の高確が存在するため、高確を活かしつつ伸ばしていく事となるのだが、一応演出周りの関しては専用の演出に切り替わり展開する。
シーンとしてはTVアニメ終盤のものが使用されるため、ネタバレ的な観点でもできればTVアニメを視聴した上で打つ事をお勧めしたい所だ。
単発だったから堪能できなかった(涙)
”美馬ST”後は最大天井が650Gに短縮されるかつ、100G前後での引き戻し期待度も50%OVERとの事だが、その後は無名CZから1度”駿城ボーナス”獲得したのみで終了。
初当たり5/5で”駿城ボーナス”は泣くぞ(1:1とは...)!?
パチスロ『甲鉄城のカバネリ』稼働データ
📋総回転数 | 1,431G |
---|---|
CZ回数 | 6回 |
初当たり回数 | 5回 |
👑差枚数 | +260枚(900枚投資、1,160枚回収) |
地味だがなんだかんだで勝利をおさめたねこだまし。
導入初日の空台という地雷臭漂う台に座ったものの、とりあえずは一通りのフローを体験できて個人的には一応満足のいく稼働となった。
設定面に関してはそれらしい示唆をはじめ、挙動もなく、つまるところよくわからないというのが本音だ。
パチスロ『甲鉄城のカバネリ』評価・感想
以上、パチスロ『甲鉄城のカバネリ』の稼働内容となる。
短い稼働ではあったものの、通常時からAT中にかけて叩き所にメリハリがある&難易度が絶妙で、総じてバランスが良く、個人的には昨今の機種の中でもかなり出来が良いと感じた機種だった。
チャンス目の確率が良い塩梅となっており、AT中はおろか通常時に関しても間延び感を感じる事がなく、終始遊技を楽しむ事ができた。
昨今の機種の中では上位に食い込む面白さを秘めた機種なので、ぜひTVアニメを見てから本機を打ってみてほしい。
(C)カバネリ製作委員会, (C)Sammy
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