どうもねこだましです!
今回はわりと最近導入された機種でありながら、もはや覚えている人の方が少ないであろうパチスロ『蒼天の拳4』の稼働日記!
個人的には『蒼天の拳2』がわりと好きだった事もあり、毎度シリーズ最新機種が登場する際は期待の元稼働するのだが、こいつはダメだ。
数値周りについてはちょんぼりすた様の解析ページより参考・引用させていただいています。
パチスロ『蒼天の拳』稼働内容
ただただ強チェリーを待つ通常時
朝一からの稼働。この日稼働した店舗は強めの旧イベ日という事で、設定にも若干の期待を抱きつつ本機を確保。
通常時は歴代の北斗・蒼天同様に強チェリーの引きがものを言うゲーム性なのだが、本機に関してはそれがより一段と顕著に。
1/197.4の強チェリーを引いた際はCZ以上の当選が見込め、90%でCZ当選、10%でAT直撃と歴代機種を凌ぐ圧倒的強チェリーゲーとなっているのだ。
💡CZは強チェリー以外のレア役でも抽選は行われており、当選率は総じて1/109.8~1/139.3。
確かに実際に打っていてもCZの当選率が高い様子が見受けられるのだが、このCZがかなり曲者となっており、言わばCZのCZが存在する仕様なのである。
1/109.8~1/139.3で当選するCZは1段階目のCZであり、ATを賭けたCZに突入するにはまずこの1段階目のCZを突破する必要がある(これは意地悪)。
1段階目のCZ”双龍門チャンス”は各リール上に敵セットされ、ジャッジゲームで第1停止上に敵パネルが存在すればその敵を相手にして2段階目のCZに突入するゲーム性だ。
ちなみに敵は必ずしも3人セットされるわけではなく、人数は滞在するモードに応じて決定。
そしてジャッジの際に第1停止上に敵パネルが存在しない場合はその時点でCZが終了となる。
💡モードは『1枚モード』~『3枚モード』の3種類が存在。加えてAT直撃の確率が上昇する『AT高確』が存在する。また4種類のモードとは別にCZ高確なるモードが存在。
なお有利区間開始時や有利区間引継ぎ時は『2枚モード』以上が確定し、50%以上で『3枚モード』が確定するため、1回目のCZ当選までは様子を見るのもありかも...しれない。
という事で今回は早速一番撃破期待度が高いヤサカとのバトル(CZ)に発展。
2段階目のCZにあたる”双龍門”は5G+αのST形式で展開。
消化中は小役の引きが鍵を握っており、攻撃がヒットする事でゲーム数が5Gに再セット。ベル・リプレイでも77%以上で攻撃がヒットするため、兎にも角にも小役を引いていきたい所である。
攻撃ヒット時は最低でも1pt以上のダメージを与える事ができ、ヤサカはHPが3ptしかないため撃破の大チャンス!...だったのだが、まさかの敗北。
5G間という事でこれがまた地味に難しく、なおかつベル・リプレイは確定で攻撃がヒットするわけではないので、油断をするとヤサカと言えど普通にボコられる。
ちなみに共通ベル・弱スイカ・強スイカ・強ベルに至ってはわりと大きな設定差が存在するため、このことからも高設定程CZの当選率然り突破率は上昇する。
腰を据えて本機を打つ際は上記小役の確率は要チェックである。
設定差という点で言うと100Gごとに突入する可能性がある”羅龍盤高確(双炎)”も注目ポイントの1つ。
”羅龍盤高確”は20G+α継続するチェリー高確となっており、初回の100Gを除く100Gごとの突入率に設定差が存在する。
中でも500Gでの高確突入率には大きな設定差が存在するため、本機で設定狙いをする上では外せない要素である。
強レア役等を引いた際は基本的に連続演出に発展するのだが、強チェに関して言うならばAT直撃時は連続演出が失敗した後、告知となるケースが多いため、演出が外れる事を祈るばかりである。
演出が失敗する事を祈るパチスロというのは中々に稀有ではあるが、本機はそういう機種なのだ。
そんな感じで粛々と初当たりを狙うわけだが、やはりCZのCZシステムがどうにもこうにもいけ好かない。
『1枚・2枚モード』では”双龍門”に移行するのも一苦労で、その上で霊王や太炎と言った強敵率が高いため初当たりが遠いのなんの...。
”双龍門チャンス”へはコンスタントに突入するのだが、『1枚モード』の際はもはや絶望である。
モードに関しては主にスイカ入賞時に昇格する可能性があるため、スイカにも関してもコンスタントの引きが求められる。
その後なんとか必死に食らいつくも霊王にシバかれ続けるねこだまし。
”双龍門”中に強チェリーを引いても約9割は2ptのダメージのみとなるため、霊王相手ではほとんど意味をなさない。
その後迎えた700G後半。
ゲーム数天井は1,200Gという事で薄っすら天井を意識しかけた最中、強ベルにて当選した”双龍門チャンス”中に強チェリーを引き、2枚のパネルがヤサカパネルに昇格。
💡双龍門チャンス中のレア役ではパネルの昇格抽選が行われている。
そしてヤサカパネルを獲得し、これを討つ!
序盤に討ち損じて以来、実に800G近くを要してしまったが、ヤサカ撃破にてようやく本日1発目の初当たりを獲得する事ができた。
初当たり獲得時は”双龍の刻”と呼ばれる差枚数上乗せ特化ゾーンからスタート。
ちなみに本機において唯一と言っても過言ではない面白いポイントがこの”双龍の刻”である。
”双龍の刻”では20G+αの間、毎ゲーム保留を参照して小役成立時に各リール上の差枚数を上乗せしていき、”運命保留”の際に小役を引けなかったらジャッジパートに移行となる。
なお基本的には各リール平均的に上乗せがされるのだが、”双龍の刻 荒天”の際は左リールに上乗せが集中するため、博打度レベルが一気に上昇するぞ。
💡低設定程”双龍の刻 荒天”の突入率が上昇(設定1なら初当たり時の約1/2)。
静天にしても荒天にしてもとにかく如何に”運命保留”を回避できるかに尽きる。
そして”運命保留”を回避できなかった場合は最終的な獲得枚数を決定する”審判の刻”に移行。
”審判の刻”では押し順ベル発生時のファーストナビの位置にて枚数が決定!
今回は右リールの360枚が一番多い枚数だったのだが、見事360枚を射止める事に成功した。
💡”審判の刻”中のレア役入賞は大チャンス。弱レア役でも一番大きい枚数を獲得でき、強レア役であれば全リールの枚数を総取りできる。
初期枚数決定後はメインAT”上海遊戯”に突入!
純増は約2.7枚で消化中はレア役からボーナス高確率の当選を目指し、高確率中にボーナスの当選を目指すのが主なフローとなる。
ボーナス高確率は弱スイカ・チャンス目での抽選をはじめ、強チェリー・強ベルなら最低5G以上の高確率に当選。
高確率中のボーナス確率は1/7.3となるため、ただひたすらにアーム力が問われるシーンである。
💡高確率以外でもボーナスの抽選が行われているが、確率は1/1,187とかなり重い。
ボーナスは20G or 40G継続し、消化中は主にレア役入賞時に”死合”を抽選。
”死合”は当選時点で成功可否が決まっているのだが、成功で唯一面白い”双龍の刻”に再度挑戦する事ができる。
AT”上海遊戯”に関してはこれだけである。
差枚数の直乗せやその他の特化ゾーンが存在するわけでもなく、ボーナスから”双龍の刻”を目指すのみの超シンプルなATとなっている。
結局ボーナスは1回しか引けなかった事もあり、その後はさくっと駆け抜けATは終了。
471枚の獲得と、6号機を打つ上では良く見る枚数ではあるのだが、如何せんAT中が薄味すぎて、正直面白いかと言われると...否である。
やはり面白さが見いだせなかった
基本的にどの機種も打ち込んでいるわけではないので、たかだか1回の稼働で面白さの有り無しを決めつけたくないのだが、少なくともここ最近の6号機の中では面白くない。
そもそも今回座った台の設定がお陀仏だった事もあるのだが、通常時に関しても演出のレパートリーが少ないためわりと修行仕様である本機。
各種演出にチャンスアップが存在するわけだが、それ故に絵面が変わり映えしないのだ。
結局”双炎”が1度も発動する事がないまま、気づけばゲーム数は700G。
ここまで幾度も”双龍門チャンス”の厚い壁に阻まれてきたねこだましだが、ここにきて強チェリーから発展した連続演出がハズれる!?
そしてシリーズお馴染みの文句予告が発生!
.....えーっと、めちゃくちゃ文句を言いたいんですけど!?
という事で強チェリー入賞時の10%を取ったのか、はたまたAT高確に滞在していたのか、真相は定かではないが2回目の初当たりは直撃にて獲得するに至った。
AT直撃はなんやかんやで設定差があると思うのだが、無論この台に関しては設定は皆無だと思われる。
”双龍の刻”の時は先程同様に『静天』となったのだが、どうせ低設定であるならばこのタイミングこそ一撃に期待ができる『荒天』をやってみたい所であった。
そんなわけで早速消化に移るものの、やはり『静天』では性能的にも大きく跳ねづらい傾向にあり、各リールともに先程と似たような枚数で推移。
結局”審判の刻”ではまたしても最高枚数の獲得に成功したのだが、肝心な枚数はと言うと310枚...。
”上海遊戯”のゲーム性的に何度も”双龍の刻”を消化できるものでもないため、ここからの完走は非現実的である...。
まあ完走とか以前の話だったのだが..。
色んな意味でこれ以上続けるのは厳しかったため、今回はここで稼働終了。
個人的にはまだ前作の方がマシに感じてしまうそんな稼働であった。
パチスロ『蒼天の拳4』稼働データ
📋通常時回転数 | 1,539G |
---|---|
CZ確率 | 10回(1/153) |
AT確率 | 2回(1/769) |
👑差枚数 | -1,600枚(1,600枚投資、0枚回収) |
設定に関しては示唆周りを特段出現せず、またCZの内容を踏まえるにモードの移行率もどちらかと言うと悪い印象であった。
ATの初当たり確率に設定差があるという事で、AT高確をはじめとした上位モードへの移行率には設定差があると思うのだが、このあたりは現状不明である。
パチスロ『蒼天の拳4』評価・感想
以上、パチスロ『蒼天の拳4』の稼働内容となる。
思う所は多々ある機種だが、端的に言えばなしよりのなしである。
”双龍の刻”に関しては確かに面白かったのだが、それ打ち消す要素が多々存在するせいで総合的なマイナスの印象が目立つ機種であった。
次回作に乞うご期待。
(C)原哲夫・武論尊/コアミックス 2001,(C)蒼天の拳 2018 版権許諾証 YKP-122, (C)Sammy
pachislot-nekodamshi.com
pachislot-nekodamshi.com